初海外旅行で世界一周してみる。

今回仕事を辞めて1年程使い、世界一周旅行に行ってきます。
2015年10月8日にバンコク行きの予定でその先は行き先、滞在期間はその時々に決めて行ってこようと思ってます。
【訂正】10月14日台湾に出発となりました。

その土地の雰囲気や文化、食事、景色などを楽しみたいと思います。
その間の写真、日々の日記をあげていきます。
もしよろしければ閲覧お願い致します。

日本→台湾→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→マレーシア→日本→インドネシア→インド→アラブ首長国連邦→トルコ→日本→トルコ→ギリシャ→イタリア→フランス→クロアチア→スロベニア→オーストリア→スロバキア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→ドイツ→オランダ→ベルギー→イギリス→スペイン→モロッコ→スペイン→アメリカ→キューバ→メキシコ→ベリーズ→グアテマラ→メキシコ→ペルー→ボリビア(now)

ポーランド2日目(アウシュビッツ)

ポーランドに来たのはここに来たかったから。

過去の惨劇を見ておきたかった。


正直、そんなに詳しく知らなかったから旅する前に、事前知識としてTSUTAYAにいって3本のDVDを借りてみた。


知らないで行くよりは少しはいいだろう。


アウシュビッツまではクラクフという都市から2時間弱。

オンシーズンということもあって人はとても多かった。


まずは入り口から。



正面から人が多くて取れなかったので

横から。


「働けば自由になれる」

と書いてある。


この文字のBが逆さになっている。

当時の流行りという説もあるが、

収容者の小さな反抗という説もある。


こんなところに連れられてきて働かされていることを考えると、後者の方がありえる話な気もする。



テレビで見たことある光景だ。

当時の現場にいるというのは少し怖くなる気もする。



これはガス室。

ここで女、子供、健康でない人は

仕事もさせられることなくすぐにここで殺される。

時計、カバン、靴などは没収されて

シャワーだと騙されて、あとはガスを入れられ殺される。


家畜か?

少なくとも人間の扱いではない。



ここはガス室の中。


ドアを閉められガスを入れられたら

悲鳴の嵐。

全員もがき苦しみ、壁には引っ掻いた傷跡だらけ。

しかし、これはコンクリート。

それにこれだけ跡が付くとは、どれだけの力だったんだろう。


ガスで殺されたら

下から子供、女、若者の順で重なっていたみたい。

上に上にともがいた結果、力関係でそうなっていたんだろう。

想像するだけで鳥肌がたった。



ここは釜。

死体を焼き処分するところ。

収容者が作業をする。

まだ生きている人もいたそうだ。

自分の知り合い、親戚を自分の手で焼いた人もいたそうだ。


精神的になんて苦痛なんだろう。

もう人としての尊厳などなくなるんだろう。

自分が何をしているか考えることもなくなるんだろう。

しかしこれくらいまでしか想像は出来ない。

あとは当事者しかわからない。



これは一番よく見る写真かと思う。

第2収容所だ。

ここに列車でみんな運ばれてくる。



窓もないこの箱に2日、3日も入れられる。

もちろん座る余地もない。

糞も尿も垂流し、中の気温は40度、50度にもなっただろう。

天井、壁についた雨などの水分を舐めていた。

隠し持ってたパンを息子に取られそうになり殴り殺したということもあったそうだ。


精神状態も理性などなくなったのか?

それを通り越して異常になっている。


本当に苦しくなる話だ。


自分は知ること、考えてること、祈ることしか出来ない。

まずは知ることだ。

一人でも多くこのことを知ってもらえたら嬉しい。

言葉覚えてテストに

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