インド3日目(ヤギの首斬り)
今日はカーリー女神寺院というところで、女神に捧げるものとして、ヤギの首が斬られるらしい。
いまから起こる衝撃はここ3年で一番だね。間違いなく。
そんなことも知らず
陽気な関西人、ユタカくんは
バスから身を乗り出してはしゃいでいる。
着いたぜ!
靴を履いて中に入れないので
靴が無くなることを覚悟で、靴を置いて入る。
どうやらその催し物は10時から始まるみたい。大体10分前に着いたから丁度よかった。
こちらが
斬られる機械みたい。
お香が沢山焚かれているので割と良い匂い。
ただこの首を固定する機械が
少し緊張させる。
なんだかんだ10時30分くらいまでなにをなかったが、ついに登場。
え、ちっちゃっ!
こんな子ヤギが、、、、
いよいよなのか、、、
こっちが緊張してくる。
それから水で清められ
子ヤギは足と首を持たれ
首を機会に固定される。
ヤギは大きな悲鳴をあげる。
そして大きな釜を持った男が
上から一気に振り落とす。
胴体と頭は二分された。
胴体の方は、たまたま自分の足元に飛んできた。
もうこっちはパニックだ。
あまりにもパニックになって声も出なく、固まってしまう。
なぜか涙が溢れ出そうになったので必死に堪えた。
水で清められてから
斬られるまで、約1分。
ささっと作業のように行われた。
宿の日本人と3人で行ったけど、3人とも言葉がなかった。
寺院を出てから靴を履きたかったけど
ヤギの血も付いてるし、足の裏は真っ黒だし。靴は履けない。
でもそんなのどうでもよかった。
足が洗えそうな場所まで裸足で歩いた。
いま考えるとインドの道を裸足で歩くのはとても危ない。
でも本当にどうでもよかった。
すごい衝撃。
胸をグーで思いっきり殴られた感じだった。
この足があの時も思い出させるね。
サンダル焼もすごいねw
命は儚いね。